骨組膜構造とは ほねぐみまくこうぞうflamework membrane structure
鉄骨などで組み上げた躯体に張力(テンション)を掛けた膜材料などを張ることで、膜材料が風や雪などの外力にも抵抗できるようにした構造のこと。
建築基準法としては、平成14年告示第666号「膜構造建築物」に用語が定義されており、いわゆるテント倉庫と呼ばれる物も骨組膜構造に該当します。
膜材料にテンションを掛ける際に、構造用ケーブルを用いて膜材料を張った場合は「サスペンション膜構造」と呼ばれる物となります。
骨組膜構造とサスペンション膜構造はどちらも膜構造建築物であり、使用できる膜材料または膜構造用フィルムの強度や厚み、躯体や支持部分に対する強度計算などが定められています。