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建築確認申請の流れ

2020.9.15|カテゴリー:関連法規

建築確認申請の流れ

建築物を建てるにあたり、必要となる手続きが建築確認申請です。
今までにも工場や倉庫を建てたことはあるけれども、確認申請は設計事務所におまかせしていたのでどんな事をしていたのだろう?といった疑問を持たれた方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は建築確認申請のおおまかな流れと、テント倉庫建設の場合にかかる申請の期間をご紹介致します。

1.建築確認申請とは?

建築確認申請とは、建てようとしている建築物が建築基準法や条例などに「適合」していることを、役所または審査機関に確認してもらう行為のことです。
この建築確認申請の審査を経て、適合していることの証明である「確認済証」の交付を受けなければ、建築工事の着工をすることはできません。

建築確認申請の際に参照される主要な法律には、以下のようなものがあります。

  • 建築基準法 : 建築物が最低限守らなければいけない基準を定めた法律。
  • 消防法 : 火災を予防し、鎮圧するために必要となる法律
  • 都市計画法 : 行政の計画した都市作りを行うために、土地の利用や建物の規制に関するルールを定めた法律

これらの法律と照らし合わせて、建物が法に則っているかを確認する一連の行為、制度のことを「建築確認」と呼んでいます。

2.建築確認の流れ

建築確認申請はどこに届出すればよいかご存じでしょうか?
一昔前までは行政機関(役所)で行うのが一般的でしたが、現在は国から認められた民間の指定確認検査機関(以下、審査機関)で行うのがほとんどです。
役所と審査機関、どちらにも一長一短があり、お客様の事情や地域事情などを鑑みて届出先を決定いたします。
次に、確認申請のフローを順を追って説明していきます。

① 建築確認申請の届出

工事が始まる前に、審査機関や行政機関(役所)に対して確認申請書を届出します。
申請書を受付けた審査機関等は建物の建築計画が建築基準法等に適合しているかを判断します。
この段階で何か不備があったり、細部まで確認を必要とする場合には、さらに時間がかかることもあります。そのため、事前に審査員の方に相談等を行い、問題となりそうな部分をあらかじめ指摘してもらい、それらを解決してから確認申請を届出するのが一般的です。

② 確認済証を受け取る

行政機関での建築確認の審査には期限が決められています。申請を受け付けてから35日以内に、建築計画が法に適合しているか否かを判断して申請者へ回答をしなければなりません。そして必要であればさらに35日間の審査が行われます。(最長で70日間)
一方で民間の審査機関では行政機関よりも早く審査を行い回答するのが一般的です。
続けて計画地を所管する消防署にて、審査が3日又は7日間行われます。建築計画が建築基準法等に適合していると確認されると、ようやく確認済証を交付してもらうことが出来ます。

③ 工事開始

工事は確認済証の交付を受けた後、着手することができます。
テント倉庫の場合、基礎工事、鉄骨工事を経て膜工事や設備工事などを行います。工事開始から工事完了までに、400㎡のテント倉庫でおよそ1ヶ月から1.5ヶ月程の期間となります。

④ 完了検査の申請、完了検査

建築工事が完了すると、4日以内に審査機関等に対して完了検査の申請を行う必要があります。申請が受理されると、7日以内に完了検査が行われ、検査結果に問題が無ければ審査機関等から「検査済証」が交付されます。
同時に消防署の検査を受ける必要がありますので、申請を忘れないようにしましょう。

⑤ 使用開始

ここまでの工程がすべて終了して、ようやく建物の使用が認められます。
かなり多くの工程がありいろいろと煩雑ですが、建物を建築して利用できるようにするためには必要なことなのでしっかり行うようにしましょう。

建築確認申請の流れ

3.まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は建築確認申請の概要と、その申請の流れについてご紹介しました。

本記事で説明した通り、建築確認申請には手間と時間がかかります。
弊社の場合ですと、400㎡のテント倉庫であれば、ご注文から工事完了までおおよそ3.5ヶ月程度の期間をお見込み頂いています。
もしもこれからテント倉庫の設置を新たにお考えであれば、是非私どもテント建築の専門家と一緒に計画的に確認申請を行っていきましょう。


はじめてテントを検討されている方へ
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